やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

今回の電力危機を教訓にするためには

ドクター苫米地ブログ − Dr. Hideto Tomabechi Official Weblog : 計画停電地域に対して夏需要ピークまでに60Hz送電の開始を政府策定し、知事候補は東京の60Hz化を宣言すべき - ライブドアブログ

404 Blog Not Found:送電鉄塔があんなに高いわけ、あるいは60Hzを関東で受け取れないわけ

東日本大震災を機に、電気の周波数を60Hzに統一しようという主張がちらほらと散見されるようになったのですが、今回期せずして、上記の二つの記事が目についたので、少々考え込んでしまいました。
これまで、東西の電気の周波数の違いは一般にはあまり意識されてきませんでしたが、今回の大震災によって発電所が大きなダメージを受けたために、電力を融通できない負の象徴としてクローズアップされてきました。
もう一つ、社会のインフラとしての電力を安定供給するという大義名分の下で容認されてきた電力会社の地域独占が、今回の停電騒動によってこれまたクローズアップされてきたように思います。
人知を超える災害によって、これまでの安定した体制が脅威にさらされる事例は枚挙に暇がありませんが、今回の電力業界が直面している事態も同様のものだろうと思います。

これらを議論する前に、被災者への救援活動や復興活動、原発の異常事態の沈静化を図ることは言うまでもありません。
ですが、今回の教訓を活かすためには、電力の安定供給に関して、これまでの枠組みにとらわれない議論が必要になると思います。
例えば、国家百年の計として、電力周波数の統一を図っていくこと。
これまでの小手先のものではない、電力業界の自由化を進めること。
既存の枠組みを崩す際に起こるであろう抵抗やコスト面の問題などは当然発生するとは思いますが、今回発生した危機を二度と繰り返さないためには、議論は避けては通れないだろうと思います。
今は被害の拡大を食い止める作業が第一ですが、いずれは論じる必要はあると思いますね。