やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

生産拠点の集約が仇となった感じですね

紙足りぬ、本が出せぬ! 製紙工場被災、発売延期相次ぐ
asahi.comより。

生産に必要なヒト・モノ・カネの内で、モノが不足して製造や販売が出来ない企業が増えてきています。
これは、今回の大震災が非常に広い範囲に被害をもたらしたということがあるのですが、コスト削減のために多くの企業が生産拠点を集約していたことも仇になっているようです。
この点は、2007年の中越沖地震の際に、リケンの柏崎工場の被災で自動車大手がライン停止に追い込まれた事例もあり、ボトルネックとなる可能性は予測できたはずなのですが、対応が出来た企業は少なかったようですね。
リスク予測とコストパフォーマンスとの両立は、常に考える必要はありますが、今回の大震災を教訓に生産拠点の分散化などの手当ては講じる必要はあると思います。我が国は地震国ですが、我が国全土で一斉に地震に巻き込まれるということはさすがに無いでしょうし。
地方経済の活性化にも繋がりますし、事業所や工場の全国各地への分散は、リスク管理の観点からも是非検討すべきだと思います。