やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

都条例の賛否は二元論に非ず

東京国際アニメフェア参加拒否=都の漫画規制案に抗議-出版10社
時事ドットコムより。

確かに都のアニメやコミックに対する姿勢は矛盾だらけですしね。
また、東京都の規制推進派は「反対ということは、あんな子供に見せられないような作品を流通させても平気だということだ」というレッテルを貼り付けて、反対派を封じ込めようとしているようですし。
ですが問題は、そのような底の浅い二元論では無いはずです。

条例改正案でわざわざ条文化されたアニメやコミックが今もなおサブカルチャーとして認識されているのは、この一事を挙げても厳然たる事実なのだろうと思います。
ですが、そのようなサブカルチャーが、世界においても日本を代表する文化の一つであると認められるようになったのは、もちろん、関わってきた人々の地道な努力もありましたが、我が国において、表現の自由が保障されてきたことも大きな要因でもあると思います。
その表現の自由を基盤として、多くのクリエイターたちが自由な発想を出してきたからこそ、今の文化が醸成されてきたのではないでしょうか?
だからこそクリエイターや出版社などが声を上げているのでしょう。
それを「有害を支持する人々」とレッテルを貼り付けるだけでは、東京都の規制推進派の皆さんは、全く物事の本質が見えていないと思いますね。

まあ、それほどアニメやコミックを蔑視したいのならば、そうすれば良いと思います。
別に東京都だけがアニメフェアをやっているわけではありませんしね。
いっその事、中京や関西にイベントを移して開催してみてはどうでしょうかねえ?