やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

「貸すも親切、貸さぬも親切」

ちょっと(?)書き込むのが遅れてしまいました。
さて冒頭のタイトルですが、この言葉はとある人物がまだ二十代の時に、大正時代に開かれた信用組合(現在の信用金庫)の弁論大会の壇上で発したものです。
その人物の名は小原鐡五郎氏。信金業界トップの城南信金の理事長・会長職を長らくつとめ、また全国信用金庫連合会(現在の信金中央金庫)のトップとして信金業界の代弁者となり、金融当局に対して数々の提言を行なった方です。相当語彙の豊富な方だったらしく、冒頭の言葉以外にも数々の名言を残されています。
その中でも冒頭の言葉は、本当に現在でも生きています。私の立場からすれば、融資を断る時はその反対の時よりも何倍もの勇気が必要になります。お客さんの希望とは正反対のことを言うのですから当然のことですよね。でも、あえてそれを言わなければならない時には、さきの言葉を頭に思い浮かべるようにしています。いつかその事で感謝される時が「たまに」来れば良いのですが、なかなか無いですねえ、本当に難しいものです。