やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

歴史教科書

またまた遅れてしまいました。
今検定中のとある歴史の教科書が、東アジア諸国の反発を買っているようですね。
私個人の意見としては、別に諸外国がどう言おうが、よほどの捏造が無いかぎりは教科書として認めても良いと思います。歴史の事象そのものは確かに一つですが、そこから学び取れる事実というものは必ずしも一つではないと思うからです。様々な(歴史の)見方を学ぶことは、客観的な物の見方を学ぶという点からも、学生にとっては必ずプラスになるはずだと思いますし、そしてそう言った見方を学ぶことができれば、別に「偏った」歴史観に惑わされることはないはずだと私は思うのです。
冒頭の特定の歴史教科書に対する反発には、言わば国家が再び歴史教育を利用しかねないという恐怖感が根底にあるのだと思います。しかし、今までの歴史を少しでも学べば簡単にわかりますが、歴史教育を国粋主義教育に利用した国家は、長かれ短かれ全て悲惨な末路を辿っています。欺瞞の上に国家を築くことなどは絶対に出来ないのです。ましてや多くの似たり寄ったりの歴史教科書が我が国には既にあるのです。その新しい教科書が他の教科書を駆逐するのならば話は別なのですが、そう言った状況も無いうちに初めから排除しようとするのは、いささか狭量に過ぎるのではないでしょうか。
私としては、その教科書によって学生の物の考え方が偏る危険性よりも、多様な教科書が切磋琢磨することで学生の思考の幅が広がる利点の方が大きいと思うのですが、皆さんはどう思われますか?