やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

小泉首相が靖国神社を参拝

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今日、小泉首相が靖国神社を参拝されたようですね。



今回の靖国参拝の問題点は、大きく上げて、

  1. 靖国神社という日本神道の宗教施設に日本国の首相が参拝する点。
  2. 靖国神社に東京裁判でA級戦犯として裁かれた人々が合祀されている点。
  3. 諸外国では「光復節」などとして民族解放の日として祝われる8月15日に、侵略者達(と、諸外国は考えている)を慰霊するために日本国の首相が参拝する点。

以上の三点が上げられると思います。



ただ私個人の意見としては、靖国神社へ参拝することは間違った行為ではないと思っています。

と言いますのも、現在過去の戦没者を慰霊する施設としては靖国神社しか無く、戦没者を慰霊するためにはそこに参拝するしか無いからです。政教分離の原則に抵触するという意見もありますが、本来の政教分離とは、国家を支配する宗教の存在の否定、すなわち国教の否定であり、一国の最高行政官が特定の宗教施設に参拝することが直ちに政教分離を逸脱するかと言えば、一概にそうとは言いきれない所もあるんじゃないかと思うのです。



ただし、A級戦犯の合祀と諸外国への配慮というのは意見が分かれる所だと思います。

確かに我が国を敗戦、そして破滅へと追い込んだ指導者層は断罪されてしかるべきだと思います。しかし、一旦はA級戦犯のリストに上がりながら政治的判断によって外された人の存在もありますし、必ずしもA級戦犯だけが断罪されるべき指導者層だとは言いきれないと思います。一度、戦犯というものの再定義が必要なのではないかと思いますね。

諸外国との関係については、これは対話の積み重ね以外に方法が無いと思います。最近、諸外国の人々は我が国が右傾化していると感じているようですが、国内では実際にそうかと言えば全然そんな風には思えません。これは明らかに外国との対話が進んでいない証拠だろうと思います。

対話は国家同士だけがするものではありません。幸い最近ではネットという便利なものが出来ていますし、個人同士の対話というものもこれからは重要になってくると思います。これらが親密になってくれば、これまでの対立だけの関係から少しは前に進むと思うのですが、やっぱり空理空想でしかないのでしょうか?