やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

バルト海の復讐

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今日ようやく、紀伊国屋から届いたので早速読んでみました。



ホゲ婆さん(決してボケではない)やザンナと言った女性群の描写は、やっぱり田中先生らしいと思いましたね。

アウグスブルクの豪商」という表現が有りましたが、何もわざわざぼかさなくてもとは思いました。でも、16世紀での贖宥状(免罪符)の販売からルターに始まる宗教改革、そしてカール5世の神聖ローマ皇帝即位の過程を掴んでいれば、おのずとこの人物の名は浮かんでくるのですけどね。



この小説でのキーワードは、ずばり「商人」と「アジール」の2つですね。

この2つのキーワードの意味するところは、これから本を読んでいただければわかると思います。

東京書籍という、ほとんど教科書でしか馴染みの無い出版社からの販売ですが、読んでみて損は無い作品であると思います。