やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

関西大学応援団吹奏楽部第41回定期演奏会

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夕方から、前の日記でも触れた通り、表題の定期演奏会を聴きに大阪は福島のザ・シンフォニーホールへ行ってきました。

まずは第一部。
関西大学学歌の演奏から始まり、続いて、ヴァン=デル=ローストのアルセナールが演奏されました。この二曲は指揮者は三回生で、演奏も三回生が主体でやっていたようですね。
ここで演奏された学歌は、内輪では演奏会用学歌と呼ばれるもので、一般の大学行事で演奏される学歌に比べると結構シンフォニックなアレンジがなされている物です。
そしてアルセナール。この曲は私は初めて聴いたのですが、まんまローストといったような曲でした。(^_^;)
続いて、四回生指揮者の登場。曲目はグリエールバレエ音楽「青銅の騎士」から三曲とリードのアルメニアン・ダンス・パート1でした。
アルメニアン・ダンス・パート1については、私自身なまじ淀工の名演奏を知っているだけに非常に不安だったのですが、思ったよりは良い感じの曲に仕上がっていました。最初の部分なんか、ホルンがブイブイいわせてましたしね。(と言うか、もともとザ・シンフォニーホールは、構造上ホルンの音は後方で反射されて良く聞こえていたような記憶があるような無いような………)

そして第二部。
第一部では幾分か硬さが抜けてなかったのですが、二部では大分リラックスして演奏されていたように思います。
曲目はスパークのハノーヴァー・フェスティバル、指揮は引き続き四回生が振ってました。
この曲も初めて聴いたのですが、まんまスパーク………(以下略)。
そして最後に指揮者渡辺秀之氏の登場。曲はレハールの喜歌劇”メリーウィドウ”セレクションとボロディンの歌劇「イーゴリー公」よりダッタン人の踊りの二曲でした。この段階ではもうほぼ完全に伸び伸びと演奏しているようでしたね。
そしてアンコールで、美女と野獣と聞いたことのあるヒスパニックな旋律の曲(後で同期の人間にカンパネ何たらと曲名を教えてもらったんですが、結局思い出せませんでした)、そして締めのショパンの別れの曲で全プログラムが終了しました。

トータルな感想としては、結構楽しめる演奏だったと思います。先でも触れましたが、後になればなるほど伸び伸びと演奏出来ていった感じですし。
あとそれと、私の現役時代の事を思い出して結構感慨にふけっていました。私が現役時代に使用していたチューバを見て、「2番ピストンの調子が悪いのは治ったかな」だとか、最前列まで埋まっている客席を見て、「舞台の前列にいる人間はとても緊張するだろうなあ」だとか。結構しょうもないことを思い浮かべていました。

まあ、もうこんな休日に重なる事は無いとは思いますが、もしまたこう言う機会があれば、時間が許せばまた聴きに行きたいですね。