やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

うるせーよ

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統一地方選挙の前哨戦もたけなわと言う事で、自宅も職場も大通りに面している私は、しっかり絶叫&お願いします型の選挙カーの騒音に悩まされております。
しかし………こんなカビの生えた選挙運動しか出来んのかい、候補者たちは。
マニフェストだとか、少しは有権者と向き合うという姿勢が見えているところもあるので、なおさらこう言った古くさいことをやらかしている候補者たちを見ていると、ゲンナリしてしまいます。
古くさい考え方から脱却できない政党、古くさい既得権益を手放せない様々な圧力団体、そしてネットと言う便利なツールを蚊帳の外に置く古くさい公職選挙法
最近の地方での政党の凋落ぶりは、こう言った古くささと無縁では無いと思いますね。

おそらくは長い目で見れば、既存政党は今のままの考え方だと、ただ単に衰退していくだけだと思います。
人に寿命があり、そして国家にも命数というものがあるように(そう言った事例を我々はつい最近目撃していますね)、政党も役割を終えれば消え行くだけでしょうね。
これはあくまで私の想像でしかないのですが、地域政党が我が国にも出てくる可能性がありますね。イタリアの北部同盟のように。
都市部を基盤とした政党と農村部を基盤とした政党が公共投資の分配を巡って対立する、そしてそれに世界的なグローバル経済とナショナリズムの対立が重なっていく………。今後の対立軸は、案外こう言った感じになるのかもしれません。
少なくとも、保守だ、革新だと言った対立軸よりは、はるかに現実味を帯びていると思います。

でもまあ、最低でも選挙は行っとくべきだとは思いますよ。
少なくとも、膨大な借金、高い失業率、沈滞した日本などといったありがたくない未来を、後世の世代に残さない努力はすべきだと思います。
今のまま、手をこまねいていれば、高い確率でそうなってしまうでしょうね。
そうしたくなければ、そのための意思表示はしておくべきでしょう。