やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

世代間対立に問題を矮小化することの危険性

徴兵制推進論と「想像の共同体」化する「世代」 Kousyoublogより。

徴兵制推進論については、徴兵される可能性がない人々が単に若者に苦労だけを押し付けているだけと感じていたのですが、この論の根底にある世代という曖昧な概念による対立も結構危険性が高いと感じました。

この記事でも指摘されている通り、「最近の若い者は」という言葉はそれこそ古代から使い続けられてきた言葉ですが、これは過去の成功に拠って立つ年長の世代と未来の可能性に賭ける若い世代とのギャップに原因の一つがあるからで、人類の歴史が続く限りは同じことが繰り返されるのかなとも思います。

ただ、世代そのものは非常に曖昧な概念だと思います。
年長者でも現役で仕事をしている人と年金生活をしている人とでは認識も違うでしょうし、若者でも正社員として働いている人とフリーアルバイター、そして親の収入で生活をしている人などの間でももちろん認識は違うと思います。
そのように考えると、七十代の人はこう考えているとか、二十代の人はこう考えているなどと紋切り型の大ざっぱな受け止め方をしていると、問題の本質を見誤る可能性は非常に高いと思いますね。

様々な事象から問題の本質を探る作業は、常に考えないといけないと思います。