やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

苦しい時こそ原点に立ち返る

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シャープはどこで間違えたのか、栄光と挫折の10年――好調時の振る舞いがアダに
東洋経済オンラインより。

我が国の総合電機メーカーはどこも元気が無いですが、とりわけシャープの苦境は地元大阪に住んでいる者としては心苦しいです。
ただ、いくら苦境に立たされているとは言え、通り一遍の「抜本的な改革」という手法をシャープには取って欲しくはないなと思っています。
新事業への進出はキャッシュを流出させるだけでしょうし、大規模なリストラは人材の流出、資本提携は技術の流出など、「抜本的な改革」というものはただでさえ弱っている企業の体力を容赦なく奪うだけでしか無いと思うんですよね。
その辺りは、コリンズのビジョナリー・カンパニーが詳しいと思います。

大切なのは、シャープがどうしてここまで成長してきたかという原点に立ち返ることであろうと思います。
そこで生きてくるのは、これまでの企業の成長の中で築かれてきた「財産」であろうと思います。
その「財産」とは、企業理念や文化などの精神的なものであり、人材というものであり、直接的にはキャッシュを生み出す事業というものであろうと思います。
その「財産」が何であるかを冷静に見つめることが、今は一番必要なのでは無いかと思いますね。