サイバーエージェントなど特定企業の社員が違法なネイティブアドビジネスにぶっこんでいる件で(リンク切れ)
件の企業は否定しているようですが。
ただ、上記の記事からは内部告発が結構寄せられているようですし、公益通報者保護法に基づく社内体制はどうなっているのかなと不思議には思います。
上場企業ともなれば、企業統治や法令遵守については一段と高い倫理観を持っての事業活動が求められます。利益追求活動の社会に与える影響の大きさを考えれば当然の事なのですが、とにかく、それは統治機構の整備や法令遵守の体制構築だけに留まらず、役員や従業員における企業倫理の浸透も求められているはずです。いざ、違法行為が明るみになった時のブランドイメージの毀損は恐ろしい程になるわけですし。
まあ、高い倫理観と言っても利益を上げる事が出来なければ企業は存続出来ないので、利益追求との両立を図らないといけません。そこが難しい部分ではありますけどね。
いずれにせよ、既に煙は出ているようですので、どのように鎮火へ向かうのか、あるいはより炎上してしまうのかは、企業統治や企業法務などを勉強してきた身には、今後も見守りたい案件ではありますね。