やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

今の中東の混迷を知りたければ過去を知るべきですね

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このサイトで書かれている歴史の話は、とても分かりやすいのでよく見させてもらっています。
特に比較的マイナーな歴史のお話が多いので、個人的には色々と興味をそそられることが多いです。

現在の中東の混迷の要因の一つには、第一次大戦時の欧州列強、特にイギリスの中東への矛盾した約束が挙げられますが、その後の中東の歴史の歩みを見ていると、イギリスはその報いを結構受けているとは思いますね。
第一次大戦後に権益を確保しようとしたトルコでは、ケマル・アタチュルク率いるトルコ国民軍に徹底的にやられて、ローザンヌ条約を結ばざるを得ない状況に追い込まれましたし、パレスチナではこの中東戦争のように多大な犠牲を払っていますし。
まあ、自業自得ではあるとは思いますが。

こうして見ると、池上彰氏ではありませんが、現在の政治状況につながる近現代史は、日本史であれ世界史であれ、自発的に学ぶべきだろうと思います。
少なくとも、現在の政治経済は直前の近現代史と深く関わっていますしね。
なので、最近の近現代史重視に教育カリキュラムが変わりつつある流れは大歓迎ではあります。

ただ、今は学校ではまだまだ学べることは不足していますので、色んな書籍を読み、様々なサイトを見て自発的に近現代史を学ぶことは大切であると思います。
大学受験には役立ちませんが、将来社会人になった時に、教養として近現代史を頭に入っているとビジネスにおいても役に立ちますし。
まあ、勉強は苦行かもしれませんが、楽しく自発的に歴史を学ぶのはいいことではあると思いますね。