やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

ペットの王国ワンだランドを観て

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ペットの王国ワンだランド

毎週日曜日、私は朝からテレビを見てゆっくりすることが多いのですが、「題名のない音楽会」に続けて見るのが、今回取り上げる「ペットの王国ワンだランド」という番組です。
様々な愛くるしいペットが毎週登場するので、いつも癒されているのですが、それだけではなく、飼い主のマナーや殺処分など、癒しだけではないペットを飼う上で大切なことも、正面から取り上げている点も素晴らしいと思っています。

飼い主の身勝手の結果としての殺処分という悲劇

今日は、広島で殺処分ゼロを目指し、捨てられたペットの保護に奔走する女性の話が取り上げられていました。
役に立たなくなったからといって背骨を折られて山に捨てられた猟犬や、車から投げ捨てられてそれでも飼い主の車を追いかけようとはしって対向車にはねられた飼い犬など、とても衝撃的な内容でした。
個人的には涙が出てくるような話だったのですが、むしろ、かわいいからと簡単に飼い始めて、飽きたら捨てるということをやってのける自称「飼い主」にこそ見て欲しいとは思いました。
児童虐待にも通じるとは思いますが、子供が親の愛情を受けなければ生きていけないように、ペットも飼い主の愛情がなければ生きていけません。多くの飼い主は愛情をもってペットに接しているとは思いますが、殺処分されるペットの数を聞くにつけ、飼う資格のない人がネックレスやバッグなどと同じ感覚で飼ってるのではないかと思ってしまいます。

殺処分が行なわれる部屋を見て思うこと

広島市の殺処分が行なわれる部屋も映されていました。今は何年も使われていないそうですが。
廊下のようなところに入れられて犬たちは、片側から壁が迫ってきて、もう片側のダストシュートのような所に入らざるを得ないようになります。そして、入ったら最後、二酸化炭素ガスが充満したところで殺されていくのだそうです。
役所の人も本当はやりたくないだろうなあと思いましたね。
ですが、無責任な飼い主がいる限り、このような悲劇は続くんでしょうね。

野良犬などにボランティアで避妊手術を施す獣医師の話もありました。
様々なボランティアの方が動いているわけですが、肝心なのは、やはり飼い主が責任を全うすることだと思います。
以前に飼っていた柴犬が亡くなって久しく、マンション住まいなので新たにペットを飼うことも難しいですが、なおさら、今飼っている人には責任を全うして欲しいと思いますね。