やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

真田丸第10回「妙手」

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頑張るお兄さん

序盤で父昌幸の名代で家康の元へ赴いた信幸お兄さん。
叔父信尹や弟信繁が一緒だったというのもあって、とても強気に家康と渡り合ってるなあと思っていたのですが、オチに爆笑。
信幸お兄さんは本当に苦労人として描かれていますね。
そして、徳川の費用持ちで海士淵に城を作らせるくだりや、本多忠勝と信幸お兄さんとの絡みなどをにやにやしながら見ていました。
今回の大河ドラマは、この後の歴史の展開を知っていても楽しめるのが本当に良いと思います。

長老矢沢頼綱の無双ぶり

その後、紆余曲折があって、とうとう再び上野の真田領の割譲を決断した昌幸ですが、織田の時と異なり、今度は昌幸の叔父で真田家長老の矢沢頼綱が猛反発。
信幸に自分を切れと凄んだり、のこのこやってきた北条の使者を鎗の一突きであの世へ送ったりと、まさに無双というか、やりたい放題というか。
当然、北条氏政・氏直父子は激怒して大軍を沼田城へ送り込みますが、そこでも頼綱叔父は奮闘。
何か、嬉しそうに戦ってるように見えるのは気のせいでしょうか?

上杉景勝と信繁

で、結局は前回裏切った上杉景勝を真田は頼る羽目に。
あまりにも鮮やかに裏切ったので、どう取り繕うかと思っていたのですが、ここで景勝と信繁を絡ませたのには、なるほどと思ってしまいました。これまた、今後の景勝と信繁の展開を考えると、上手く考えるなあと唸ってしまいました。
それにしても遠藤憲一さん演じる景勝は本当にぴったりですね。上杉景勝の基本的に強面の中でたまにニヤリと笑う所を魅力的に見せるのは、もう遠藤憲一さんしか出来ないでしょうし。

静かに問答する景勝と鎗に囲まれた信繁、そしてその後の虚空蔵山城での信繁と直江兼続との視線だけでのやり取り。
この間の取り方には本当に痺れます。
直江兼続のダークな描き方も良いですね。
あれほど「愛」の兜が不気味に光るのは、初めて見たような気がします。
まさに景勝の懐刀に相応しい演出だと思いました。

話は変わって

以前に、来月にでも見に行こうと書いていた大阪城天守閣での真田家ゆかりの展示だったのですが、展示がこの16日までということだったので、日曜日に慌てて見に行ってきました。
真田兄弟の鎧兜など、色々と見所が満載でとても楽しめました。
それにしても、大阪城天守閣が保管している真田家ゆかりの品は本当に多いと実感しましたね。

「六文銭」

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予想はしていましたが、大阪城周辺は「六文銭」だらけでした。
今年いっぱいは大阪城も真田づくしでしょうね。