やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

大切なのは格差が固定化しないことなのでしょう

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石橋湛山氏は戦前に、満州の権益を守ることで交易などにより得る利益と、欧米との協調によりそれらとの交易により得る利益とを比較して、後者の方がより我が国にとって利益になると冷静に分析していました。
ただ、この意見が多数派となりえなかったのは、多くの将兵の犠牲の上に得た権益であるという軍部に代表される考え方と、この記事でも取り上げられている貧しい農民の存在もあったのかなと、個人的には考えています。
石橋氏の分析が正しかったのは、戦後の経済成長によって証明されたわけですが。

大切なのは、社会に豊かになる機会が平等に与えられることで、貧しい人が貧しいままという社会の格差の固定化を防ぐことだと思います。
歴史的に見ても、社会的な騒乱を引き起こすのは、貧困層が世代を超えて固定化し、社会的な不満が高まる時ですしね。
ただ、一方で富裕層は今の自分の立場を守ろうとするでしょうから、より格差が固定化するかもしれません。

結局は、一代で小金持ちになれる程度の機会の平等が社会で与えられれば、社会も安定するのかもしれないかなとは思います。
そのためには、教育の保障など基盤の整備が必要だ思うんですけどね。