やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

セグメントが違う気もします

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おそらく自家用車を購入するセグメントとして高所得者を選んだのでしょうが、その高所得者が都市部に住んでるか否かによっても自家用車の必要度は違うと思います。

都市部では鉄道などの交通手段がかなり発達していますから、移動はほとんど電車などで済むことも多いですし、大量の買い物をしたとしても、若干の送料で配達することも可能な場合もあります。
そもそも、日常的に自家用車を使うことが少なければ、維持費用を考えると車を所有する必要性は都市部では少ないのではないかと思います。

ただ、鉄道などの交通手段が少ない地方になると話は別で、職場や官公庁、商業施設などが遠方にしかなければ自家用車は必需品になると思います。
日用品についてはネットでの購入も可能になっていますが、全てが賄えるわけでもありませんですしね。

肝心なのは、昔の均一な大量生産のビジネスモデルで有効だった、全ての人が同じ製品を買うという前提で売り込もうとするのは現在では方向性が違うということですね。
今の時代のどの場面で車が必要とされるのか、まずはそこから考えるべきでしょうね。そうすれば、競合すると考えがちなカーシェアリングや鉄道とも何がしらの連携も考えられると思いますし。
買わないことを嘆く前に、いくらでも売り方は考えられると思うんですけどね。
それが出来なければ、自動車業界も家電業界の二の舞になると思いますが、どうでしょうか?