やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

分かっていても真似ができないこともありますね

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サイゼリヤは夫婦で出かけて、出先で食事に迷った時によく利用します。
コストパフォーマンスが良いというのがありますが、個人的にはワインがリーズナブルなのが気に入っています。

今回の記事を読んで思うのは、安ければ質が落ちる、質を上げれば高くなるという話では必ずしもないということだろうと思います。原価や品質の管理が可能であれば、記事の中にあるようにリーズナブルな食事を望む人々の市場は大きいと思いますので、その市場を取り込めば、収益が上がるのも道理だと思います。

ただ、このビジネスの難しさは、分かっていても真似ができない点にあるのではないかと思います。
美味しさや香りの良さなどというものは感情的なものですし、そもそも、その感情に訴えて売上を上げるのが飲食店のビジネスモデルの主流だと思います。
そのビジネスモデル自体も感情の産物なので、データや科学からのアプローチでビジネスモデルを構築するのは、能力以前に感情が導入を邪魔するのではないかと思います。もっとも、これは飲食店だけではなく、農業など他の産業にも言えるでしょうが。

価格と品質を両立させるには、どうしても発想の転換が必要になります。
現状を批判的に見つめ、常に発想の転換を考え続けるのが、ビジネスを考える上で大切なことだろうと思いますね。