やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

第68回正倉院展に行ってきました

今年もチケットが手に入ったので、例年通り正倉院展に行ってきました。
今年のメインは漆胡瓶でした。
漆塗りがされているのもあったのですが、とても木製の物とは思えない一品でした。
他には、聖武天皇一周忌の際に使われたという大幡も展示されていて、相変わらず見応えがありました。

また、和楽器の笙も展示されていましたが、その笙の一回り大きい和楽器の竽も展示されていました。
竽は平安時代には廃れて今では使われていない幻の和楽器だったので、現物を見ることができて本当に良かったです。

あと、象牙製の笏も印象に残りました。
笏は木製なのが当たり前だと思っていたので、象牙製があるとは思ってもみませんでした。
笏の形状も天平時代では下の方が幅広だったという話も興味深かったです。
天平時代に中国などから伝播したものが、我が国の歴史の中で少しずつ変化していく。その過程を思い浮かべることができて、色々と面白く鑑賞することができました。
また来年も行きたいですね。