臭いものには蓋をするという悪習に通じるものがあると思います。
そもそも、過ちを繰り返さないためにも、現代ではNGとされていることがかつて行われていたという歴史は教えないといけませんし、メディアの表現も同様だと思います。
表現をしないことで、かつて行われていた過ちが知らされずにそのことに対して無知になる。すなわち歴史に対する無知ですね。
このことがどれほど社会に害悪をもたらすかが、どうやら理解されていないようです。
過ちを繰り返さないために知らせないという行動は本末転倒だと思います。
むしろ過ちがあった事実そのものを知らせることで、歴史と真正面から向き合うことこそが大切だと思います。
そう考えると、冒頭の話については首を傾げざるを得ないですね。