やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

この辺の見切りのセンスがGAFAの一角たりうる所以かなと思います

ゼンリンとの契約をすっぱり終了するとは、Googleも思い切ったことをすると思いました。
地図の精度が低くなれば、ユーザーからは当然不満の声が上がるでしょうし、そう考えればある程度自社の地図のクオリティを上げてから契約を終了する方がソフトランディングできると思うのですが、それが日本的な発想なのだろうと思いました。

正確さは後回しにして、まずは荒削りでもサービスを提供し、批判や指摘を受けてから順次対応して行くのが、Googleを始めとするアメリカの企業のやり方なのでしょう。
確か、Appleのマップも似たような感じだったと思います。
一律に精密なサービスを提供しようとすれば、とんでもなく時間がかかるでしょうし、多少の批判は承知でまずは提供から始める。
おそらく、気がついたらそれなりに完成度が高まったGoogleマップをいつかは見ることができるとは思います。

ここで思うのは、この地図に代表されるような正確さに対するこだわりが、我が国企業の競争力を失わせているのではないかと思ったりします。
質を追求することは大切ですが、その質の方向性と程度を間違うとかえって顧客が離れることは往々にしてありますしね。
その顧客が望む質をいかに見切るかというセンスが、我が国企業に求められているのだろうと思いますね。