やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

京都で開催されているトルコ至宝展を見物してきました

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今日は京都国立近代美術館で開催されているトルコ至宝展を見物してきました。
あいにくの雨でしたが、それでも閉幕まであと少しということもあってか、入場者は結構多かったです。

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トルコ至宝展では、400年にわたって歴代のオスマン皇帝の居城としていたトプカプ宮殿に収蔵されている様々な宝物が展示されていました。
入口にはあの大帝スレイマン1世の肖像が2種類展示されていました。
左は歴史の教科書でも馴染みの肖像。右は篠原千絵先生が「夢の雫、黄金の鳥籠」で描かれたスレイマン大帝です。
そう言えば「夢の雫、黄金の鳥籠」のヒロインは奴隷からスレイマン大帝の妃にまで上り詰めたヒュッレム・ハセキ・スルタンでした。
オスマン皇帝は外戚の専横を防ぐ意味もあって、ハレムに納められた奴隷の中から後継ぎを産む妃を選ぶという風習がありましたが、それだけに女性同士の争いは熾烈だったのではないかと思います。

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宝物は、オスマン帝国時代に宗教的にも政治的にも重視されたチューリップにまつわる意匠が多く見られて、非常に興味深かったです。
また、ヨーロッパのガラス工芸品や中国の磁器など世界各地から取り寄せられた名品に金や宝石などで装飾がなされたものが多くあり、往時のオスマン帝国の繁栄ぶりが伺えました。

トルコ自体は、トプカプ宮殿や都市イスタンブールなど、歴史マニアとしても非常に見所が満載の国なので、いつかは行ってみたいと思っています。
その前に行ってみたい国は色々ありますが、なるべく年寄りになる前に行ってみたいですね。