この中国人の不動産会社社長は、以前、ＮＨＫの番組にも出ていましたね。
目の付け所が面白いとは思っていました。
中華街云々はなかなか受け入れられないでしょうが、地元住民との協調ができれば、他でまだまだ面白いことができるのではないかとは思います。
ドヤ街や下町のイメージが大きい西成区ですが、インバウンド需要の増加で関西空港から大阪ミナミへという外国人観光客の大きな人の流れができる中で、地理的にもその変化の影響を受けざるを得ない地域でもあるとは思います。
もともと日雇い労働者の減少で廃れつつあったドヤ街の簡易宿泊所が、その宿泊代の安さから海外のバックパッカーに注目されていることもありますしね。
新今宮で建設中の星野リゾートのホテルだけにとどまらず、他のホテルが多く進出するのも当然のエリアですし、まだまだポテンシャルがあると思います。
まあ、昔ながらの下町情緒を維持したいと考える西成の人も多いかもしれませんが。
ただ、受け身で最終的に変化を受け入れざるを得ないのと、主導権を握って自分たちが望むように変化するのとでは天と地ほどの差はあると思いますし。
どうせ環境の変化が不可避であるなら、積極的にその変化に対応していくのも１つの方法ではないかとは思いますね。
