やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

「逃げ得」を防ぐために公的機関の介入は必要だと思います

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このような「逃げ得」の話は交通事故に限らず、慰謝料レベルでも多々ありますね。
少額訴訟で債務名義を取ることで差押などは出来ますが、一般の人には敷居が高いですし、弁護士に依頼してもそれなりの費用がかかります。
ある程度は国や地方自治体などの公的機関が介入する必要があるのではないかと思います。
例えば、債務名義を取るなどで賠償額が確定すれば、公的機関が仮払いを行なって、代行して相手から徴収することもありだとは思います。
仮に手持ちの資産が無くても、給与の一部を差押することは可能ですし、公的機関が前面に出て、かつ、従わない場合の罰則規定もあらかじめ定めておけば、そうそう「逃げ得」を決め込む輩も少なくなるとは思いますね。

被害者が泣き寝入りをするのは、取り立てをする際の費用対効果が低いか、弁護士費用を考えれば実入りが期待できないからなので、その部分を公的機関が肩代わり出来れば泣き寝入りも少なくなるのではと思います。
先に挙げたような「逃げ得」が発生すること自体が、法の下の平等を定めた憲法第14条に抵触するのではないかと個人的には思いますし、モラルハザードの温床となりうるとも思います。
国や地方自治体としても解決すべき課題の一つではないかとは思いますね。