やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

まほらば〜Heartful Days #26 「まほらば」

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引き続いてまほらばの第26話。
そして最終話。
良い作品に共通する感想ですが、終わって欲しくないという気持ちとうまく大団円を迎えて欲しいという気持ちとがごっちゃになりながら見てました。

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一本のお話として語られ始めた「王子とうめぼし姫たちの物語」
これまで断片的にしか語られて来なかったお話が、ようやく日の目を見たわけですね。
しかも、あらかじめ完成されたお話が語られるのではなくて、大家さんたちと話のキャッチボールをしながら徐々にお話が出来上がって行くという趣向がとっても良かったです。

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そして、徐々に一緒になって行く大家さんの人格。
前回に珠実が言った梢以外の人格をなくすのではなくて共存させようとする方法で行こうとするのは、いかにも隆士らしいなと思いました。(これを意識的にやったのかどうかは解らないですけどね)

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そして………。
別に重苦しい展開があった後ではありません。ましてや、登場人物の誰かが生命の危機に晒されたわけでもありません。ただ、ひたすらに温かい展開があっただけです。
ですが、それでもとっても感動出来たのは何故でしょうか?
この作品は、ほのぼのとしたストーリー展開でも、十分に感動させられる物語が作れることを明らかにしてくれたんじゃないかと思います。
鬱展開などで半ば強引にストーリーの浮き沈みを作るのでは無くて、淡々としたストーリー展開にちょっとした「ひねり」を加える。
まあ、この「ひねり」が難しいんじゃないかと思うのですが。それをうまくまとめただけでも、この作品のスタッフの力量がうかがえたような気がしました。

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最後に全体を通しての感想ですが。
本当の事を言えば、この作品は最初から最後まで一話ごとの感想を書きたかった作品でした。
たまたま、MADLAXAIRの感想を書くので手いっぱいだったので、前半は書けなかったのですが、本当に本当に追っかけたかったです。
と今でも書けるぐらいに面白い作品でした。
もちろん、まだ謎が残っている部分もあります。幼い頃の隆士と梢の関係とかね。
ですが、この26話だけでも十分に完成された形の作品になったのではないかと思います。下手に続編が作られなければいいなとも思えるくらいです。
しかし、今年に入ってからは本当に秀作なアニメに巡り合う機会が多くてとても嬉しいです。
この調子で今年の後半も続けばいいなと思います。