今月の日経の最終頁の「私の履歴書」は、アサヒビール名誉会長の樋口廣太郎氏である。住友銀行の副頭取から、当時凋落著しいアサヒビールの社長へ転身し、見事アサヒビールを再生させた立志伝中の人物である。
「勝てば官軍」という皮肉な見方もあるのかもしれないが、私が感銘するのは、逆境の中でもへこたれずに仕事をしようとする氏の前向きな姿勢であり、嫌なものは嫌だとはっきり物を言う姿勢である。
よくビジネス書はサラリーマンの参考にはならないという話を聞く、でも私は完全にそうだとは思っていない。なぜなら、人の成功談から影響を受けて、自分なりに努力する姿勢は、後の自分にプラスにはなってもマイナスにはならないと思うからである。
というわけで、私も学び取って自分なりに努力してみようと思う。
樋口廣太郎
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