サクラ大戦3に出てくるグリシーヌのテーマが、表題の曲なのですが、この曲を聴いて、私はある曲を思い出してひさびさにCDをかけてみました。
ヨハン・セバスチャン・バッハ:ブランデンブルク協奏曲・第2番
ブランデンブルク協奏曲は、1721年にバッハが当時のブランデンブルク辺境伯クリスチャン・ルートヴィヒ・フォン・ホーエンツォレルンに献呈したことからそのように名付けられました。ちなみにクリスチャン・ルートヴィヒは、後のプロイセン王国となるブランデンブルク=プロイセンを一大領邦に育て上げた大選帝侯フリードリヒ=ヴィルヘルムの末息子で、兄は初代プロイセン王のフリードリヒ一世、そして当時のプロイセン王が、甥で、かの吝嗇家にして兵隊王のフリードリヒ=ヴィルヘルム一世でした。
話を協奏曲に戻しますが、全6曲のうちこの第2番だけが、独奏楽器としてトランペットが使われています。曲も典型的なバロック調で、いかにも欧州の宮廷音楽といった感じの曲です。その感じが、エロイカ/英雄伝説と似ているんですよね。ただ、バロックは他にもたくさんの曲がありますので、この曲よりももっと似た曲があるのかもしれませんが。