コンポーザー編ということで、某所でこの本の存在を知った私は、早速紀伊国屋のサイトから取り寄せました。
お目当てはもちろん田中公平氏なのですが、氏以外にも古代祐三氏や植松伸夫氏など、馴染みのゲーム草創期の作曲家の方々のインタビューも掲載されていて、とても面白かったです。
私は高校時代から大学時代にかけて、FM音源やMIDIでの音楽データの作成をよくやってまして、暇なときは丸一日、MIDIのデータを打ち込んでいました。(その割には全然上達しませんでしたが(笑))その頃打ち込んでいたゲーム音楽と言えば、古代氏のザ・スキームの音楽であり(今でもI’ll save you all my justice.は好きな曲の一つです)、植松氏のファイナルファンタジーの音楽でした。本を読んでるうちにその頃のことを思い出して、おもわず懐かしんでしまいました。
この本について欲を言えば、あとドラゴンクエストのすぎやまこういち氏、グランディアの岩垂徳行氏、幻想水滸伝の東野美紀さんを載せて欲しかったですね。まあ、続刊があればそれに期待したいです。