やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

MACLIFEがとうとう廃刊へ

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ZDNet JAPANのMacWIRE ONLINEによれば、とうとうMACLIFEが廃刊になるみたいですね。
結構、実用で役に立つ記事もたくさん掲載されていたので重宝していたのですが、不況とは言え残念です。

ところで今日は母校の総合図書館に行ってきました。
普段資料を探すのは、私の場合、町の図書館か東大阪にある大阪府立中央図書館のどちらかなのですが、大学で出版される資料とかはこういう施設ではやっぱり少ないですからね。
幸い、卒業生のささやかな恩恵として、図書館内での閲覧や五冊までは借りることが可能ですし、私の在学中でも150万冊以上の蔵書があった所ですし(今はもっと増えているかな)、これを利用しない手は無いと思い、行ってきました。

久し振りの母校だったのですが、随分と様変わりしていましたね、特に正門のあたりなんかは。
で、正門近くの総合図書館に入館して、早速本を借りようとしたのですが、試験期間中の為、三日しか借りれないそうだったので、結局は校友利用券を発行してもらうだけで終わりました。
学科試験のあとは、確かすぐに入試があったと思うので、借りに行くとすればその後ぐらいですね。

で、利用券が出来るまで、図書館内をうろついていたのですが、二階の棚をふと見ると、あの中華書局発行の正史シリーズが目立つ所に並べられていました。やっぱり最近の三国志などのブームを反映しているからでしょうか。
早速私が手に取ったのは、史記でも三国志でもなく、宋書の方で、その中の韓世忠(良臣)・彦直(子温)親子の列伝でした。(<田中フリーク)
ちなみにこの親子でその巻が終わって、次の巻初に出てくるのがあの岳飛(鵬挙)です、やはり中国のヒーローは岳飛なんだとつくづく思いました。
むろんこの本は漢文なので、大まかにしか文意は読み取れなかったのですが、兀述(金の太祖完顔阿骨打の四太子・完顔宗弼)や王淵といった人物や咸安郡王、通義郡王、鎮南節度使といった爵位や官職の記載から何となく書いてあることはわかるような気がしました。「紅塵」に出てくる、韓世忠が清涼居士と称したこと、彦直が高宗皇帝の前で「皇帝萬歳」と大書したエピソードなんかも載っていて結構面白かったです。
時間があれば、またじっくりと読んでみたいと思います。