やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

やっと見っけ

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ようやく見つけることが出来ました。

Tanuma Okitsugu (1719-1788) Forerunner of Modern Japan

1955年にジョン・W・ホール教授が発表した、田沼意次に関する研究論文で、ようやく府の図書館で見つけることが出来ました。ただ三週間以内に読めるかどうかが疑問なのですが。

しかし、あの田沼意次をホール教授は「近代日本の先駆者」と評し、時のオランダ商館長イザーク・チチングは「日本の希望」と評しています。これほど国内外で評価が違う人物というのも珍しいですね。これも、歴史観の違いに立脚するところがあるのかもしれません。どちらが正しいとも言えないと思いますが。

まあ、我が国でも村上元三氏の小説のように再評価の動きは続いているのですがね、何分にも教科書においてあれほど不利な文章が書かれていたら、なかなか復権というのは難しいですね。

それにしても、我が国の歴史教育は本当に善悪に分けることが好きですね。