遅くなりましたが、今回のキディ・グレイドの感想を。
どうやら、最後まで放映されそうな雰囲気で一安心。
デュカリオンをまんまと持ち逃げしたシュバリエが向かった先は、GOTT本部がある惑星アイネイアース。
GOTT本部がある所と言うよりは、エクレールたちがいる所と言うべきか。
をい………。(^_^;)
このデュカリオンの変形シーンは、宇宙船に対する私の常識を木端微塵に粉砕してくれたのですが。
ナノミストがあれば、正に何でもありの世界になるわけですな。
やはり、シュバリエとエクレールには深い繋がりがあったようで。
シュバリエのノーヴルズに対する大いなる憎しみは、エクレールに対する深い愛情の裏返しだったんですね。
永遠の時を生き続ける彼女と、やがては成長しそして老いてゆく彼。
年齢が逆転した二人の対峙が、それぞれの人生の残酷さを象徴しているかのようです。
ましてや、いつも子供が好きだったエクレールのことですから、他にもこう言った悲しみをたくさん抱えているんだと思います。
おぼろげながら、この作品のタイトルのKiddyという言葉の意味がようやく掴めてきたような気がしました。
そして、全人類に対して暴露大会を行なうシュバリエ。
ここでノーヴルズは一巻の終わりと思いきや、なかなかノーヴルズも保険をかけるのが好きなようで。
前にも書いたような気がするのですが、一国を左右する経済的なノウハウを持つ企業は、支持を失えば没落どころか命の危険さえある政治的指導者と違って、かなりしたたかな所がありますからね。
ましてやその経済力の集合体とも言うべきノーヴルズは、かなりしぶといでしょうね。
後々変質を余儀なくされるとしても。
ここで悪役交代。(笑)
しかし、彼女がここまでヒールっぷりを発揮するとは初めは本当に考えてもみませんでした。
最終回も含めて、後二回。
本当に次が楽しみです。
いや、マジで。