ここ数日、家に帰って、食事をとって、風呂に入って寝るという状態が続いているのですが、
キャプチャーした番組を見たり、通勤途上で小説や雑誌やマンガを読んだりといったことはしっかりやっております。(汗)
そんな中で最近面白いと思って読んでるのが、このMÄRです。
舞台はありふれたメルヘンやらファンタジーやらの世界なのですが。
絵のクオリティは高いし、ストーリーはテンポ良く進むし。
もう言う事はないです。
むしろ、このクオリティを週刊ベースで維持しているのが驚きですね。(他のマンガ家さんにも言えますけどね………)
続いて、やっと歴史群像の8月号も読み終えました。
中でも注目していた記事は、もちろん北朝鮮建国史と朝鮮人民軍の記事で、色々と興味深く読ませてもらいました。
今回初めて知ったのが、歴史上に金日成が複数人いたという事実ですね。
もともと満州抗日聯軍について調べていた時に、白頭山を本拠に戦っていた金日成の存在は知っていたのですが、複数人いるということまでは知りませんでした。
歴史上の英雄信仰の事例としては興味深いです。
ただ、北朝鮮の例にしろ、他のかつての共産主義国家の例にしろ、一人の「英雄」の偶像をもってでしか国家体制を維持できなかったという事実が、共産主義「体制」としての欠陥を露呈しているのかなと思います。
別に資本主義体制が優れているとか、そんな事を言うつもりは無いですが、理想だけ高くて、米やパンさえも満足に供給できない体制が果たして良い体制なのかと言えば、どうしても否定的にならざるを得ません。
年を追う毎に夜が明るくなる韓国と、年を追う毎に夜が更に闇に閉ざされる北朝鮮。
記事の中にあった夜の朝鮮半島の衛星写真は、38度線を境に対照的な歴史を歩んだ両国を象徴しているかのようですね。