やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

トルコ三大文明展

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日は、前から行こう行こうと思っていたトルコ三大文明展を見に行くために久しぶりに大阪市内へ。
去年から行こうとは思っていたのですが、閉幕ぎりぎりまですっかり忘れてました。(汗)
目指すは中央区大手前の大阪歴史博物館

一時間弱ほど地下鉄を乗り継いで、ようやく大阪歴史博物館に到着。
ちなみに上の写真の左側が博物館で、右側がNHK大阪放送局です。
地元人でありながら、この大阪城周辺には久方ぶりに来たのですが(と言うかこの辺りは官庁街なので、そうそう滅多に行くもんでも無いですし)、なんかお隣の大阪府警本部もでっかいビルになっていて、思いっ切り様変わりしてました。

で、早速博物館に入ろうとしたら、この人だかり。
つーか、人多すぎです………。
と言ってそのまま引き返すには惜しい展示物とかがあったので、並ぶのは嫌いなのですが、結局はおとなしく並んでました。
入るのに小一時間はかかりましたけど。(汗)

入館後は一時間ほどあちこちを歩いて、中の展示物を見て回ってました。
まずは教科書などでしか知らなかった、粘土板に刻まれた楔形文字の現物を、初めて見れたのは収穫だったですね。
その初めて見た楔形文字ですが、思ったよりも小さくて顔を近づけないと見えないくらいでした。
説明にはヒッタイト語で書かれているとか、アッカド語で書かれているとかありましたが、もちろん同じ楔形文字にしか見えませんでした。(汗)

そしてお待ちかねの「トプカプの短剣」。
大きなエメラルドが三つはめられている他に多くの宝石類が装飾されているのは圧巻でしたが、何よりもその短剣にあしらわれたデザインの精巧さに思わず息を呑んでしまいました。
これを見るだけでも、わざわざ来た甲斐がありましたね。
館内が撮影禁止で、その素晴らしさをお見せ出来ないのが非常に残念です。

このトルコ三大文明展ですが、来週の月曜まで開催されているとの事です。
さすがに閉幕が近くなっているので、連日長蛇の列が続いているようですが、少なくとも並んで見る価値があろうと私は思います。
本来なら、時間と大枚をはたいて行かなければ拝めない実物がすぐ近くで見れるのですから。
歴史・考古学ファンのみならず、広くお勧めしたい催し物です。