いよいよ最終回を迎えた超重神グラヴィオンツヴァイ。
やはり決着はこの二人の直接対決でないとつかない訳で。
しかし、手負いのままでよくここまで戦えますねえ、サンドマン様(=ジーク)も。
自身が考えている原罪を背負ったまま人生から退場しようとするサンドマン様と、引き止めようとする仲間たち。
そうですよね。
人に対して過ちを犯す事も、人に対して恩恵をもたらす事も、生きている事の証左なんですよね。
確かに人々に尽くす事が過去の過ちを償う事にはならないのかもしれません。
が、その事によって救われる人々がいるのも事実ですし、生きる事を放棄する(あるいはさせられる)事は、その可能性さえも無くしてしまうと思うんですけどね。
難しい問題です。
で、最終合神。
とてもカッコ良かったです。
嘆きのロザリオのストリングスバージョンもクライマックスを盛り上げてくれましたし。
そして、予想通りのエイジのリアクションにも思わず笑ってしまいました。
この超重神グラヴィオンツヴァイは、予想以上に楽しめた作品だったのですが、強いて言えば、せめて2クールあれば、もっと深みのある作品になったんじゃないかと思います。(他の作品にも言える事ですけどね)
ま、この辺りは資金の問題など大人の事情と言うものが大いに介在しているんでしょうけどね。
限られた資金で、視聴者を満足させうる作品を作り上げるのは本当に大変そうですね。