やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

秦の始皇帝が統一をしなければ

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何か巴蜀や斉の人々が子供じみた事をしていたようですが。
そんな児戯に大人が熱くなることも無いでしょう。
むしろ、そんな状況下でも奮闘をした我が国の選手達に惜しみない拍手を送りたいです。

ただ、これほどの反日問題が発生したのも、もとを辿れば民主化の機運を抑えるために中国政府が行なった反日的な教育にあったわけですが。(正確には愛国心を鼓舞する教育と言う物らしいです)
国内の不満をそらせるために他民族をスケープゴートにするやり方は、まさにナチス・ドイツの反ユダヤ政策を彷彿とさせます。
本当に教育は一歩間違えると恐ろしい効果をもたらしますし、中身の無いナショナリズムは人を簡単に腐敗させる毒のようなものだと痛感します。

ですが、この部分だけを見て、中国の人々がすべからく反日的だと断ずるのはもちろん早計なわけで。
もともと中国は、北と南では言葉が通じないほど広大で多くの民族を抱える国家で、かの秦の始皇帝が強引に中国を統一しなければ、欧州のように複数の国家が分立した状況が続いたままであっただろうという学説もあるくらいですからね。(事実、過去に何度も国家が分立していますし)
やはり中国はこうだと言う前に、北京は、上海は、大連は。と言う方が丁度良いのでは無いかと思うんですけどね。
………で、それらの地域の中で知日的なとこってどこなんでしょうか?(をい)