やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

MADLAX#24「献心 -hearts- 」

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今週の放送日が木曜にずれてしまったので遅くなりましたが、今回のMADLAXの感想について。

相変わらず、艶やかで舞踏のステップを踏むかのようなマドラックスの戦闘シーン。
あれだけの攻撃を受けてなんで死なないのかと思ったら、死なないのでは無くて死ねないのですか。
彼女もまたカロッスアと同じく、本当は既に死んでいる人間なのかもしれないですね。
MADLAXという言葉が持つ本当の意味や本質に徐々に近付いている感じです。

そして、彼もまたその「死人」なのかもしれないですね。
彼が言う、理性という呪縛から解放された衝動のままに動く人間の本質というのは、何となく理解はできたのですが。問題はそこから先ですね。
果たして彼は、その人間の本質を解放させて何をしようとしているのか。どんな世界を求めているのか。
まだ全然見えて来ないですね。

本当に「告白」みたいなシーンですね。
しかしまあ、今までの絡みをずっと見ていると確かに仇敵同士と言うよりは恋人同士みたいな感じだったんですけどね、この二人は。
ですが、冒頭からのマドラックスの意味深な言葉の数々は本当に気になります。
彼女自身、ひょっとしたら結末がどうなるかが解っているのかもしれませんね。


ここに来て衝撃のエピソードが立て続けに続いてますね。梶浦さんの音楽も気合いが入りまくりですし。
ところで、確かに人間が衝動的に感じる事、それが人間の本質であるというフライデーの考え方は正しい事なのかもしれません。
が、それは一面でしか無いのではないかと思いますね。そうで無ければ、サルオンの真言を聞いたエリノアがあそこまで耐えれるわけが無かったでしょうし。
そこまでエリノアを支えていたものは何だったんでしょうね?
忠誠、職務、それとも愛情。どれも飾る言葉としては陳腐過ぎるような気がしてなりません。

で、ようやく再び邂逅したマドラックスとマーガレット。
果たしてマドラックスはどのようにしてフライデーの奸智に対抗するつもりなのか。
楽しみはまだまだ尽きないですね。