間違いだらけの個人情報保護(リンク切れ)
ここでは、今年度から施行された個人情報保護法について、結構明快な解釈例が羅列されています。
私も含めて、個人情報を取り扱う機会が多くて、日頃から個人情報保護法に悩まされている人たちにとっては、なかなか役に立つサイトだと思います。
が、本来は個人情報保護法の趣旨自体が本末転倒だと、私は思うんですけどね。
個人情報を保護する目的というのは、あくまでも住所や電話番号などと言った個人の情報が、意図しない第三者に渡ることによって、個人が不愉快な思いをしない事(例・いらない戸別訪問、電話やメールによる勧誘を受ける)だと思うのですが、この法律は、その不愉快な思いをさせる業者や個人を罰さずに、個人情報をその業者に渡らせた方だけを罰するのに血道を上げているわけで。そのこと自体がが甚だおかしいと私などは思うわけです。
もちろん、そう言った個人情報を厳密に管理するのは、情報を所有する側にとっては大切な事ですけども、ただ単に機械的に罰するだけでは「健全な」情報の流通さえも滞らせてしまう事態にも陥りますしね。(現に公的活動において弊害が出ている事例もありますし)
そう言ったことを踏まえて、政治家のお歴々にはこの法律の改正を切に願いたいんですが。
まあ、郵政民営化一本やりで当選した議員さんがたには、少々「荷が重い」課題かもしれないですけどね。(笑)