紹介が遅くなったのですが、ついに、いよいよ、ようやく、やっと、それからえーと………。
………とにかく、三年超の年月をかけて開発されてきた持ち込みカラオケシステム「女医ハック」のベータバージョンが満を持して公開されました。
まずは開発者のNihondoことゆかりんに「お疲れ様」と言いたいです。
慣れればフィーリングでカラオケ用のデータが作れる簡便さ、QuickTimeの利用により幅広いムービー形式を利用できる柔軟さ、そして、Bonjourを利用する事で各自のMac（あるいはPC）で予約が出来、かつ、参加者全てが平等に歌える事を可能にした曲予約システム。
とにかく、この「女医ハック」というシステムの素晴らしさは、はっきり言って語り尽くせないです。
是非一度、ダウンロードして使ってみて下さいと言いたいですね。曲データを一から作るという苦労は必要ですが。
まあ、どんな動作をするかを見てみたいという人は、一度、IRCの#dameTunesチャンネルに来て欲しいと思います。（他力本願ですが、IRCクライアントソフトの使いかたはえぎょのこの記事に詳しいです）
ああ、実際に東京では頻繁にいわゆる持ち込みカラオケをやってますので、そちらに直接参加されるのもいいかもしれません。（ちなみに私の地元の大阪でもやっています。ただ、東京のようになかなか頻繁にというわけにはいかないですけどね）
最後に。
この「女医ハック」というネーミングだけを聞いて、何というネーミングだと眉をひそめる人が中にはいるかもしれません。持ち込みカラオケなんて昔からあったじゃんと言う人も中にはいるかもしれません。
ですが、そんな上っ面なことなんかはどうでもいいんですよ。
要はBonjourやQuickTimeなどと言ったMac OS Xの先進的な技術が、親しみやすいアプリケーションやシステムとして使われ、そして、それで多くの人が楽しめるという事実が一番肝心な事なんじゃないかと思うわけです。
ゆかりんの女医ハックの記事のこの結びの一文、「願わくはこのシステムを通じて、一人でも多くの人が楽しんでくれますように。そして一人でも多くの人と出会えますように」は、この「女医ハック」の開発の過程をずっと見てきたIRC#dameTunesの住人たちの願いでもあろうと思います。
僭越な書き方ですけども、一人でも多くのMacユーザーにこのシステムを試して頂いて、その楽しさを知ってもらえれば、これほど嬉しい事はありません。
他のユーザーさんの感想を楽しみに待ちたいと思います。
