やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

つまりは著作権管理団体が音楽家を守っているというのは幻想なわけですね

スポンサーリンク

この記事の中で触れられている、会社を通すだけで半分の儲けが取られるというのは、正に官僚の天下り団体の利益のかすめ取りと同じような構造だと思いました。
はっきり言って、この音楽著作権の問題はマスコミ、特にマスメディアではほとんど取り上げられません。それはマスメディアも当事者だからです。
JASRAC・マスメディア・音楽レーベルの「鉄の三角形」が膠(にかわ)のように癒着している様は、政官財の「鉄の三角形」と似たようなものだと思います。後者は近年の構造改革で少しは「剥がれつつ」あるようですが、前者は相変わらずですね。
こんな状況では、マスメディアが「都合のいい事は声高に叫ぶけども、自分たちに都合の悪い事は黙っている」と批判を受けても仕方がないと思います。

まあ、長期的に見れば、やがてはこのような前近代的な構図というのは瓦解へと向かうと私なんかは思うのですが。
短期的には、消費者だけでは無く、作り手の音楽家たちも不利益を被るというのは何とも不愉快な話だと思います。
ここはずっと声を上げ続けるだけしか方法が無いのでしょうか?
時間は長くかかりそうですが、少しでも現状を打開するには、こうする他無いのでしょうね。