やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

レ・ミゼラブル 少女コゼット

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「法律と風習とによって、ある永劫の社会的処罰が存在し、かくして人為的に地獄を文明のさなかにこしらえ、聖なる運命を世間的因果によって紛糾せしむる間は、すなわち、下層階級による男の失墜、飢餓による女の堕落、暗黒による子供の萎縮、それら時代の三つの問題が解決せられない間は、すなわち、ある方面において、社会的窒息が可能である場合は、すなわち、言葉を換えて言えば、そしてなおいっそう広い見地よりすれば、地上に無知と悲惨とがある間は、本書のごとき書物も、おそらく無益ではないであろう」
岩波文庫レ・ミゼラブル」序文より(訳・豊島与志雄))

コゼット

と言うわけで今回、今期始まったアニメの第1作目に選んだのがレ・ミゼラブル 少女コゼット
あの世界名作劇場の復活ということで、ストーリー展開はいかにも名作アニメという感じだったのですが、幼いコゼットがとても可愛く描かれていて良かったです。
これならば、テナルディエ一家にいじめられながらもたくましく成長していくコゼットの描かれ方も期待出来るかなと思います。成長したコゼットの役は名塚佳織さんが担当するそうですし。

ただ、何もBSオンリーで放送するのでは無くて、普通に地上波で放送すれば良かったと思うのですが。
視聴率に自信が無かったのでしょうか?
今の時代だからこそ地上波で放送すべきだと思うんですけどね。