宗像教授異考録の最新巻を、やっと読み終わりました。
今回は八幡信仰、あるいは八幡大菩薩の名で有名な八幡神のエピソードがかなり面白かったです。
源義家が八幡太郎と名乗った事や、源頼朝が勧請して鶴岡八幡宮を建立した事などから、八幡神が軍神として崇められていたのは知っていたのですが、鉄の神・鍛冶の神としての側面を持っているというのは初めて聞きました。
確かに言われてみれば、戦いと鉄とは縁が深いものなのかもしれませんね。
しかし、この異考録から登場している忌部神奈は、本当に良い性格をしてます。
あそこまで宗像教授をきりきり舞いさせられる人はそうそういないと思いますし。
兄貴とは比べ物にならないほどの傑物ですね。