やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

確かに憲法改正のハードルは厳しいかなと思います

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確かに民主党の支持が無ければ、憲法第96条に定められた「各議院での3分の2以上の賛成による憲法改正の発議」は難しいでしょうね。
根拠は参議院です。
今度の参議院議員選挙で、政権与党(自民党公明党)は133議席中、実に76議席が改選の対象になります。
しかもそれらは、6年前の小泉旋風のおかげで大勝して得た議席でもあるので、与党は大勝した当時の議席を維持した上で更に25議席を積み増すことでやっと3分の2に届くという事になります。
よほど民主党が大失態でも演じない限り、そこまでの高みに到達するのは難しいんじゃないかと思いますね。

ちなみに私は、憲法改正は大いにやればいいと思っています。
その理由は、憲法とは基本法であり、国家のあり方が成文化されたものだと思っているからです。
当然、国家のあり方が変われば堂々と文章も変えるべきですし、別の法律の制定や憲法解釈の変更などでお茶を濁すよりは、よっぽど諸外国に対しても筋の通った主張が出来るのでは無いかと思います。自衛権地方分権などもしかり。
まあ、問題は目的と手段が逆転してしまう事でしょうけどね。
とりあえずは主権者たる国民が、自分自身の処刑命令書にサインをしてしまう羽目にならないように、不断の監視は必要だと思いますけどね。