やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

確かに悪党でなければ宰相は勤まらない

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10月号の編集後記阿部氏も述べていますが、我が国でも一貫した政策を遂行するために時には権謀術数を弄する事も辞さないような悪党が宰相に就くのは確かに望まれます。
………が、現状ではそのような政治家が育っていないのも事実ですけどね。
小手先の権謀術数を弄する事が主目的になって、後から理由付けとして政策を持ってくるような小悪党はたくさんいそうですけどね。

で、この編集後記でも触れられている中国の覇道主義の傾向ですが。
まあ、軍事に限って見れば、軍の肥大化は対外的な覇道主義というよりは、国内の統一を維持するために向けられているような気はします。歴史的に中国は何度も小国分立が続いた事もありますし、多くの民族、あまりにも違う地方ごとの文化、そして地域経済の格差、これらが中国のアキレス腱となっている以上、それらを何とか軍事的な力で抑えようとしているのでは無いかと思うんですけどね。
まあ、そういう理由であっても極めて危険な傾向なので、せめて中庸で穏健な方向で民主化が進んでもらえればいいのですが。
一党独裁の建前が続いている以上、当分は絶望的かもしれませんね。