多すぎる資金が仇となるという話は、資金を供給する仕事をしている身には非常に耳が痛いです。
まあ、多すぎるお金が個人を破滅させるという話に、ある意味似通ったところもあるのかもしれません。
要は、企業としてどのような事業を行うかを決めた上で、必要な経営資源をどのように調達するかを考えるという基本が一番大切だということでしょうね。
ただ、こう言った話を聞いてて実感するのが、失敗に寛容なアメリカの風土ですね。
我が国には、敗者復活の仕組みは少ないですし、更に健全な企業でさえも、あら探しがなされて崩壊へと追い込まれるという話は枚挙に暇がありませんしね。
新興企業が育たない理由は、この辺にもあるんじゃないでしょうか?