やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

衣食が足りなければ礼節だけを唱えても仕方がない

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人々にとって大事なのは食えない主義主張よりは食える糧なのは、これまでの歴史を見ても明らかだと思います。
近年の歴史を見ても、共産主義諸国が相次いで崩壊して冷戦が終結したのは「人々が食えなくなった」からですし、今は怪しいですが、自民党が長期にわたって我が国の政権を担ってきたのは「食い扶持にありつけた人々の多くの支持」があったからだろうと思います。
まあ、これを突き詰めると利益誘導になりかねませんし、そうなると不公平感が生まれて別の不満も出てくる可能性はありますが。
要は、人々を豊かにするという裏付けが無い(あるいは少ない)主義主張は、空念仏に過ぎないということなんでしょうね。
身も蓋もない言い方ですが。