やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

いつまでも一方的な供給者側の論理だけでは通用しない

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これが大多数の消費者の本音だと思いますね。
極端な話、ケーブルテレビに加入すれば、今のテレビを温存したまま地デジには対応出来ますし。
ただ単に「お上の都合」というだけで、メリットが全然感じられないものに消費者側が安くはないお金を出す気になれないのは、至極当然の心理だと思います。

「テレビが見れなくなる」と半ば脅迫まがいなCMを流すテレビ局、少しでも付加価値の高い液晶テレビを売りつけようとする家電メーカー、そして、買い換え需要を煽る大手家電量販店。
この三者に、大多数の消費者の動向が読めているのかは甚だ疑問ですね。
まあ、長い間規制によって守られてきたテレビ局は難しいのかもしれませんけどね。(昨今の視聴率の凋落がそれを物語っていると思います)
ですが、購買の主導権が消費者側に移っていることを肌で感じているはずの家電メーカーや大手家電量販店が、未だに供給者側の論理でしか動けていないのは理解に苦しみますね。
もう少し、消費者が何を求めているのかを再考する時期に来ているのでは無いでしょうか?