やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

批判をされない権力は腐敗する

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おそらく、今のマスコミに所属する人たちに共通する感情は、情報の独占に代表されるマスコミの優位性が失われつつあることへの恐怖感であろうかなと思います。
別にマスコミに限らず、全ての企業は優位性を持たないと利益を上げ続けるのは難しいわけですが、とりわけマスコミは新聞〜ラジオ〜テレビと媒体を変えながらその優位性を維持してきました。
ただ、その長年に亘る優位性は、未来永劫に続くものだという錯覚を生んでしまったのではないかと思います。

そこから第四の権力などという発想が生まれたのかもしれません。
ただ、権力と呼ばれるからには、批判を甘受する必要があります。
ですが、マスコミにそのような姿勢があったかと言えば、それは甚だ疑問ですね。
少なくとも、批判に対して反論こそすれ、反省をしたという話が寡聞にしてほとんど聞いたことが無いのは私だけでしょうかねえ?
インターネットの普及以前に、この辺りにマスコミがこれから社会の中で生きていく鍵があるのではないかと思いました。