やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

歴史に何を学ぶか

スポンサーリンク

最近は近現代史に特化した歴史科目も登場しているんですね。
まあ、古代からだらだらと勉強するよりは退屈しなくていいと思いますが。
特に近現代史は現代における再現性も高いので、現在の動向を読む力をつけることが可能だと思います。
例を挙げれば、南海泡沫事件と我が国のバブル崩壊、そしてリーマン・ショックですね。
人はなぜ過去から学ばずに失敗を繰り返すのか。このあたりの疑問から歴史を見てみるのもいいかもしれません。

で、歴史の勉強と言えば。
私は歴史の勉強で年号や歴史用語を丸暗記するなんていう勉強をやったことがありません。
まあ、年号、特に西暦なんていうのは定規みたいなもので、まともに年号が試験問題に出て来ることは少なかったですし。それよりは、歴史上の事件の関連性や人物の繋がりなどを見ていく方がよっぽど頭にすんなり入ったなと後から思います。
だから、教科書よりは図説、場合によっては歴史小説を使って勉強をやっていました。
別に歴史はビジネスパーソンだけに有用な学問ではありません。人間が行動する動機や群集心理、様々な物事の見方などを学ぶのに歴史を利用するのは、一般の人々にとっても有意義なことだと思います。
理系・文系という視点で歴史を学ぶということを放棄しているとすれば、それはとてももったいないことだと思いますね。