やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

必ずしも順風満帆というわけでもない中国という国家

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新疆暴動、7日も小競り合い 負傷者1000人超す
NIKKEI NETより。

チベットの時と言い、このようなニュースが流れて来ると、必ずしも中国という国家が順風満帆に成長を遂げているわけではないことがよく分かります。
よく、中国の軍事力の強化が脅威論の根拠として挙げられることが多いのですが、その軍事力は諸外国に対する威嚇というよりは国内の統制へと向かっているのではないかと私などは思いますね。

もともと中国は、秦の始皇帝が統一をしなければ欧州型の小国分立の国家になったという説があるほどの多様性がある国ですが。
少数民族との軋轢もありますが、沿岸部と内陸部との我が国以上の地域格差の存在も不安定要因ではありますね。
その混乱が国内だけで完結すればいいのですが、それが周辺諸国にも及ぶとなれば、我が国も対岸の火事とばかりも言っていられないので、さすがに心配ですねえ。