やね日記

或る大阪在住Mac使いの道楽な日々

失敗から学ばないビジネスモデル

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それは、我が国の企業経営の人的資源管理の中に、失敗から学ぶということがなかなか入りにくいからではないかと思います。
もともとは高度成長期の「安い人材はいくらでも雇える」という前提のままなので、「失敗したら代わりがいくらでもいる」という考え方に陥りやすいんですよね。そして、運良く成功した人間がマネジメントをする側に回りやすいので、その傾向にどんどん拍車がかかるというわけで。
で、右肩上がりの時代が終わった上に、少子高齢化によって「安価で若い人材」が手に入りにくくなった結果、ミスマッチを起こしているのが現状なんだろうと思います。
必要な人材が手に入りにくくなったとすれば、限られた人材でどう回すかを考えるのがマネジメントの役割だと思います。そのように考えれば、些細な失敗で切り捨てるような余裕はマネジメント側にはないと思うんですけどね。
少し想像力を働かせれば、十分に分かることだと思うのですが。